この話をすると,わたしの年代がばれてしまうかもしれないのですが...笑い

昔の学会員は,みんなポジティブなものに向かっている感じが溢れていていました.座談会も数字の報告がメインではなく,御書の勉強などが中心で楽しかったものです.今みたいに聖教新聞は悪口だらけではなかったですし,「池田先生絶対」を吹き込んだりはしていませんでした.今の活動家は,活動をやめた時の(空想の)恐怖に駆られて動いています.

つまり、昔の学会は「歓喜駆動型組織」で,現在のそれは「恐怖駆動型組織」と言えます.

昔は,替え歌で学会を茶化すこともしていました.でもそれは親しみを込めてのものでした.
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元ネタ:バビル2世

戸田城聖に守られた
信濃町に住んでいる
正義の青年 山本伸一
地球の平和を守るため
三つのしもべに命令だ(ヤァ!)
会長秋谷 空を飛べ
副会長は海を行け
理事長変身 地を駆けろ

元ネタ: はじめ人間ギャートルズ

初座が始まる ゴンゴンゴーン
二座が始まる ゴンゴンゴーン
三座始まる ゴンゴンゴーン
四座が始まる ゴンゴンゴーン
五座が終るよー ゴーンゴーンゴーン
題目だァ!
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現在は,こうやって茶化すようなことはしないでしょうね.昔は学会員でも面白がって歌えたものです.こういう自由がありました.必要以上のタブーはなかったのです.

なぜなら,「個人?池田先生」よりも「個人?御本尊」の関係の方がずっと強く,池田先生は別に特別なのではなく,あくまでも自分達と同じ人間という認識だったからです.それが本来あるべき姿なんですよね.今のように池田先生が過剰に神格化されてはいけないのです.ネズミ講のように数を追求するだけの組織信仰ではいけないのです.

宗門と別れた後だったと思いますが,どなたかが人間革命を「にんかく」と省略して呼んだとき、池田先生が猛烈に怒ったという話が組織で流れてきました.「人間革命の歌」も,滅多なことでは歌ってはいけないという通達がありました.歌うときは手拍子をするなという指令もありました.池田先生は自分が崇められ,特別であることを要求する人なんですね.日顕上人が鬱陶しく思えるはずです.

池田先生一人のために,学会はトンでもない方向に向かっています...